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声優を目指すためのトレーニングとして、ここでは呼吸法を発声練習の方法を紹介していきます。これらをマスターすることで、よく通る声(ハリのある声)メリハリのある声を出せるようになります。また滑舌にも影響するので、毎日の日課に取り入れることをお勧めします。

正しい呼吸法の練習

腹式呼吸とは

腹式呼吸は声を使うお仕事にとって欠かせない呼吸法です。息つぎをせずに長いセリフを読むためには、肺の中にたくさんの空気を吸い込んで、一定の量で吐き出しながら話すことが重要です。腹式呼吸を行えば、首や肩などに余計な力が入りにくくなり、喉を痛めずに発声することができるようになります。

腹式呼吸の方法

    1.完全に息を吐ききった後、背筋をまっすぐと伸ばして鼻から一気に息を吸います。このとき手をお腹に当てて、膨れているのを確認します。

    2.10秒くらいの時間をかけて、ゆっくりと息を吐き出します。手でお腹がへこむのを確認しながら、完全に息を吐ききるようにしてください。

腹式呼吸が上手くいかない場合、初めはベッドに仰向けになってから練習すると良いかもしれません。「息を吐ききってから吸う」ことを心がけ、吐くときはゆっくりと時間をかけるようにして練習してみてください。

腹式呼吸での発声練習

腹式の呼吸法を掴んできたら、次は実際に声を出して発声練習をします。練習内容は、基本的な発音と滑舌の練習法【声優を目指すトレーニング】で紹介している「母音と子音の練習」や「鼻濁音の練習」を取り入れてみてください。

座ったり、歩いたり、動き回ったり、どのような姿勢でも同じように発声できるようになることが理想です。

胸式呼吸とは

胸式呼吸は日常的に行っている呼吸法で、首や肩などに余計な力が入りやすく息の量にも限界があります。頻繁に使うことはありませんが、疲れているシーンなどでは胸式呼吸が求められることがあります。

  • 「はぁ~、今日は疲れたな…」

このようなセリフの場合、腹式呼吸では声のハリが強すぎるので、胸式呼吸を使ってハリのない声を演出します。

胸式呼吸の方法

    1.完全に息を吐ききった後、胸を大きく広げるように息を吸い込みます。自然に胸が膨らむのを確認してください。

    2.胸をしぼませるようにイメージしながら息を吐き出します。

基礎的な発声練習の方法

基本的な立ち姿勢

肩の力を抜いて全身をリラックスさせます。猫背にならないように背筋をちゃんと伸ばし、両足を肩幅程度に開きます。首に位置が前後左右にぶれないよう中心にくることを意識して、腹式呼吸で息の出し入れがスムーズに行えるかどうかを確認してください。

発声のトレーニング

声を出すときは下腹(おへその下辺り)に力を入れて、腹式呼吸で鼻から息を吸って声を出します。最初は以下のように口を大きく開けて長く声を伸ばすロングトーンの練習を行ってみましょう。

  • 「あ~~~~~」
  • 「わ~~~~~」

次は目標との距離感を意識しながら声を出す練習をします。壁に目標となるようなもの(ポスターなど)を貼って、その1メートルほど前に立って声をぶつけてみましょう。あとは徐々に壁(目標)から離れていき、声を大きくしながら間合いと声を調節する練習を行います。

最後に、感情を乗せて声を出す練習をします。怒った声、嬉しい声、悲しい声など様々な感情を呼吸法を使って上手に表現できるように毎日繰り返して努力してみてください。


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